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音が聞こえるハンドメイド作品を作りたい!【歌詞が柄になるペルシャ絨毯から学ぶ】

2020年2月16日

ペルシャ絨毯って絵柄が歌詞によって変わるって本当?ファッションと音楽のルーツは同じ?

 

AR3兄弟の長男 川田十夢さんと編集工学の松岡正剛さんの対談より

対談の動画は最後に紹介しています

 

川田さんはもともとミシンメーカーのJUKIに勤めていたときに

インターネットやプログラミングとミシンの融合を目指していた開発者です。

 

川田さんがペルシャ絨毯を編む工場を訪れて発見したのが、

絨毯を編むときに、歌いながら糸を選んだりはわせているということでした。

 

松岡さんがさらに、

カシミール(ペルシャ絨毯の原型)は一家全員で1年弱かけてみんなで歌いながら織る

織り終わってからも歌い、買う人もその歌を聴きながら買うと付け足します。

 

絵柄が歌詞によって変わんです!

しかも買ったひとは、それをめているだけで歌詞が浮かんでくるのです。

 

こびママ
織り目が1つの音になるなんて!
楽しくてワクワクする!
こびママ

 

 

プログラムとミシンの融合を発見

ミシンはマシンが語源でコンピュータとの関わりも深いそうです。

それはジャガード織に使われているパンチカードもともとのコンピュータだからです。

(※ジャガード織の動画は最後に紹介しています)

 

歌の譜面が絵柄になるというのが、コンピュータプログラミングと似ています。

テキスタイルとコンピューティングは同義というのも面白いです。

 

最終的に川田さんは、

ミシンにギターを接続できるようにして

ギターを弾いたら縫われるということもやっていたそうです。

こびママ
ミシンと音の最たる融合w

おもしろいだけじゃなくて、やっちゃうのがスゴイ!
こびママ

 

 

まとめ

編み物をするときは

編み模様ごとに記号があって、

何目編むかも決まっています

それを間違えなければ、初めてでも誰でもできます。

 

記号をみて網目を数えるだけなので便利ですが、

歌で網目が決まるっていうのにはロマンを感じます。

編んだ網目から音が出るなんてステキです!

 

ハンドメイドは必要最小限。

不器用なので必死にやっていたのですが、

川田さんと松岡さんの対談を見てから

意識が変わりました。

 

持っているだけで、着ているだけで

音楽が聞こえてくるようなウキウキワクワクするような作品が作れるようになりたい

 

まずは歌っていても(=ミシンに集中していなくても)縫い目が荒れないていどの余裕が必要です。

こびママ
ふぅーーー

 

 

歌いながら作る♪

ぜひお試しください。

 

 

川田さんと松岡さんの対談はこちらです

 

ジャガード織の動画はこちらです

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