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市販のマスクでは肌が荒れる。マスクを手作りしたい。くり返し洗って使える?マスク作りの材料が手に入らなくても作れる?
子どもが軽度のアトピー性皮膚炎です。
市販のマスクをするとかゆくなるようで、外出中にずっとマスクを触ってしまって衛生上よくないので、ダブルガーゼで肌にやさしいマスクを作りました。
今回まずは大人用(女性向き)のマスクの作り方をご紹介します。
特徴
- 型紙なしで作れる
- 鼻の部分に針金がありフィットする
- プリーツがあって呼吸しやすい
- ダブルガーゼで肌にやさしい
鼻の部分の針金を使い捨てマスクから再利用します。
マスク用のゴムが売り切れていたので、代わりに帽子用のあごひもを使います。


注意
ウイルスを防ぐものではありません
型紙なし!大人用ガーゼマスクの作り方【プリーツと針金あり】
できあがりサイズ
たて約10cm✖よこ約15cm
水通しをする
裁断する前にダブルガーゼを水通しします。
- 洗面器などでジャバジャバ水洗い
- しわをのばしながら折りたたんで、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水
- 部屋干しをして8割ぐらい乾いたらアイロンをかける
使い捨てマスクから針金を取り出す
今回は家の中で数時間使用したマスクを使いました。
せっけん水で洗ってから、アルコール消毒をしてあります。
※再利用する場合は衛生的がどうか各自でご判断ください。
材料
ダブルガーゼ
たて32cm✖よこ15cmを1枚
たて12cm✖よこ5cmを2枚
使い捨てマスクの鼻部分の針金1本
帽子用のあごひも(ダイソーで購入)30~35cmを2本
上下をぬい合せる
たて32cmを中表に半分に折ってミシンをかけます。
返しぬいはしなくて大丈夫です。
表に返してアイロンをかけます。
針金を入れる
ワになっている方を上にします。
針金を置く位置を決めて印をつけます。
2,3ミリのところと1cmのところをぬいます。
針金を入れます。
針金の両端を1往復(返しぬい1回)して留めておきます。
針金をミシンでぬってしまうと故障の原因となりますのでギリギリをぬわないようにご注意ください。
両端に3ミリずつぐらい余裕があってもズレないので使用に問題はありません。
プリーツをつける
マスクの裏側(口が当たる方)に半分折り目をつけます。
半分の線から上と下に1.5cmずつ印をつけます。
下1.5cmのところを折ってアイロンでしっかりと折り目をつけます。
付けた折り目から1cmのところに印を付けます。
1cmのところを折ってアイロンでしっかりと折り目をつけます。
上1.5cmのところも同様に1.5cmのところと1cmのところを折ってアイロンでしっかりとおさえます。
折り目が付いたらクリップで留めておきます。
ゴム通し部分をつけてぬう
マスクの表側(外側)にたて12cmの布を中表に合わせてクリップで留めます。
上と下に1cmずつ余裕をもたせておきます。
マスクを裏側(口が当たる方)にして、重なっている部分だけぬいしろ1cmでミシンをかけます。
丈夫にしたいので返しぬいをします。
返しぬいが難しければ重なっている部分よりも上下ともはみ出したところまでミシンをかけておきます。
上と下をマスクのサイズに合わせて折ってアイロンをかけます。
ぬい目がかくれるところまで2つ折りにして折りたたみます。
しっかりとアイロンで折り目を付けたらクリップで留めておきます。
マスクの表側からミシンをかけます。
厚くなるので少しぬいにくいですが、山の上をミシンでぬいます。
難しければ谷の部分でも大丈夫です。
※強度が増すので山の上がおすすめです。
谷の部分をぬう場合は、前の工程で2つ折りにしたときにぬい目よりも2ミリ隠れるぐらい余分に折りたたんでおくと表側からぬってもぬい落とすことがなくなります。
ゴムを通す
ゴムを通して自分のサイズに合わせて結びます。
結び目は通し口の中に入れ込みます。
結び目が大きくて入れにくい場合はピンセットやリッパーの丸い部分などで押しこみます。
できあがり
いちばんシンプルで簡単なマスクの作り方
いちばんシンプルで簡単な方法で作ってみました。
ぬい目が表に出ますが、気にならなければ簡単なのでオススメです。
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型紙なし!いちばんシンプルなガーゼマスクの作り方【プリーツと針金あり】
型紙なしで作れる!針金が入っているので鼻にフィット、ダブルガーゼと綿で肌にやさしいプリーツ付きのマスクを手作りする方法をご紹介します。材料がそろわなくても市販のマスクの材料を再利用できます。年長さんから小学校低学年までの子ども用サイズと大人用(女性向き)サイズです。
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まとめ
ダイソーでマスク用のゴムは売り切れていたので、手芸用のカラフルなゴムひもと帽子用のあごひもを代わりに買ってきました。
耳が痛くなるのがイヤだったので細めのカラフルゴムはやめて、帽子用のあごひもにしました。
結果的には耳の負担が全くないので痛くなくて最適でした。
6歳と3歳の子どもには太すぎて耳にはまらないかと思いましたが、長さを調節すれば帽子用のあごひもで充分です。
もしマスク用のゴムも帽子用のゴムなども手に入らなければ、使い捨てマスクのゴムひもをギリギリのところでカットして洗って再利用することもできます。その場合はゴムひもをマスクの両サイドにぬいつけます。
【レビュー】※実際に使った個人の感想です
ダブルガーゼのマスクを1日使って洗濯機で2回洗濯してみました。
感想
- 通気性が良く、呼吸しやすいです。ただし目に見えない花粉やホコリも多少通しているようで、最初くしゃみが出ました。
- 市販の不織布マスクより蒸れます。マスクの中の湿度が高いので、寝ているときは最適です。起きて家事をしていると蒸れて少しかゆくなりました。
- マスクが直接触れてもかゆくはありません。ただし上記2にあるとおり、蒸れてくると鼻と頬の部分が多少かゆくなりました。
1回目の洗濯後
針金もゴムひもも問題ありません。
マスク自体もシワシワですが問題ありません。
2回目の洗濯後

ゴムひもは劣化しても交換できるので許容範囲ですが、もう少し頑張ってほしかった!
他は問題ありません。
作り方の参考動画
自分にいちばん合った使い捨てマスクの寸法を参考にしました。
その寸法に一番ピッタリだったので、hirohiroさんのプリーツマスクの作り方を参考にさせて頂きました。
材料まとめ
ダブルガーゼの生地
帽子のあごひも
各100円ショップで売っています。
万が一売り切れている場合はネットショップには在庫がありますのでご利用ください。
1時間あれば1つできます。

ぜひお試しください。