この記事の目次
仮装用の衣装一式を買わなくてもいい?普段着にチュールスカートを足すだけで仮装できる?初心者でも簡単?チュールをミシンで縫うコツは?


手軽にお安く魔女風にならないかと考えた結果、
普段着の上からはけるポンポン入りのチュールスカートを作りました。
チュールは布端の処理がいらないので、脇とウエストの2か所をぬうだけで完成します。
コツの通りにやれば初心者でも簡単にできます。
子ども用ポンポン入りチュールスカートの作り方(準備)
できあがりサイズ(スカートを置いた状態で計測)
スカート丈約31cm、すそ横幅約41cm


追記(10月28日)
130cmの子ども用にチュール30Dでも作りました。この記事の最後に130cm用の材料とチュール30D以上をぬうときの注意点を追記しました。
材料
訂正(10月26日)
今回使用したチュールは20Dのソフトチュールです。訂正してお詫び申し上げます。
- チュール(20Dソフトチュール ブラック) たて70cm✖よこ90cm
- 平ゴム幅7ミリを50cm
- ポンポン(ボンテン) 直径約1.7~2cmを25個、直系1cmを45個
- ハトロン紙3cm✖60cmを2枚(枚数は適宜)



材料の詳細や購入先はこの記事の最後に紹介しています。
裁断(いちばん簡単でおすすめの方法)
カッティングボード上にチュールを折りたたみます。
折りたたみ方は、たて70cmを35cmになるように2つ折りに、よこ90cmが45cmになるように2つ折りに。
たてとよこをそれぞれ2つ折りにするのでチュールは4枚重ねになります。
カッティングボードのメモリ35cm✖45cmを見ながらロータリーカッターで4枚同時にカットします。
ミシン糸と針
ミシン糸は普通地用60番
針は普通地用11番

チュールの縫い方のコツ(初めてでも簡単にできる方法)
ハトロン紙の上にぬい合せるチュールを重ねてクリップで留めておきます。
ハトロン紙とチュールをズレないように一緒にぬい合せていきます。
ぬい始めと終わりに返し縫いをしても大丈夫です。
ぬい終わったらハトロン紙を破って取ります。
子ども用ポンポン入りチュールスカートの作り方(手順)
スカートの両脇をぬい合せる
ハトロン紙の上にスカートの両脇(たて70cm)部分を重ねてクリップで留めます。
始めと終わりを1cmあけてぬい合わせます。
ぬい終わったら、紙を取り除いておきます。
スカートを半分に折りポンポンを入れる
スカートを外表に半分に折ります。
ぬいしろは割らずに、まとめて倒します。
とくにウエスト側ではぬいしろをピッタリ逆側(左右)に倒して合わせておいてください。
ウエスト部分からポンポンをなるべく均一になるように入れます。
ウエスト(ゴム通し)部分をぬう
ウエスト(ゴム通し)部分を手前に約1.2~1.5cm折り返して1周ぬいます。
ぬうときにはハトロン紙を下にして一緒にぬいます。
ぬいしろを左右逆側にまとめて倒してピッタリ合わせておきます。
ぬい終わったら、紙を取り除いておきます。



ウエストにゴムを通す
スカートをひっくり返してからゴムを通します。
ウエストのサイズを調整してからゴムをぬい留めます。

できあがり
材料の購入先
チュール20D
チュールにもデニール(糸の太さ/重さ)という単位があって
張りがあって固いものほどデニール数が増えます。
今回使用したのは20D(デニール)です。


ネットでも販売しています。
ポンポン(ボンテン)


平ゴム
平ゴムは白と黒で色々な幅をダイソーで買っています。

ハトロン紙
ユザワヤでロールになっているハトロン紙60cm✖10メートルが770円(税込)でした。
型紙を作るときにダイソーの模造紙(約788ミリ✖1091ミリを2枚)を使っていたのですが、模造紙とハトロン紙ではどう違うのか試してみたくて買っていました。
今回はハトロン紙を持っていたので使いましたが、普通紙でも大丈夫です。
ネット販売もしています。
まとめ


普段着の上からはくだけで仮装になるようにチュールだけのスカートが作れないか考えました。
ハンドメイドのかんたん子ども服2016-2017秋冬号より
このスカートをヒントにチュールだけでスカートを作ってみることにしました。



ぜひお試しください。
【追記】130cmの子ども用ポンポン入りチュールスカートの材料と失敗談
できあがりサイズ
スカート丈約37cm、すそ横幅約55cm
材料
- チュール(30Dハードチュール ブラック) たて76cm✖よこ116cm
- 平ゴム幅7ミリを57cm ※ウエストに合わせてカットしてください
- ポンポン(ボンテン) 直径約1.7~2cmと直系1cmを適宜
- ハトロン紙3cm✖60cmを2枚程度
【失敗談】30D以上のハードチュールをぬうときの注意点
1)ゴム通し口のぬいしろの倒し方を間違えました
ウエスト部分のぬいしろを同じ方向に倒してしまい、ゴム通しを抜くのが大変でした。
ソフトチュールはやわらかいので同じ方向にしてもおそらく支障ないですが、30D以上になると固くて融通がききません。
ぬいしろをまとめて左右逆に倒すか、1周ぬわずに出口を1.5cmぬい残しておくことをおすすめします。
2)ミシン針が折れました
1か月以上使っていて、そろそろ変え時かなぁと思っていたミシン針が10cm程度ぬったところで折れました。
ミシン針は消耗品ですので、新しいものに変えてからチュール30D以上をぬうことをおすすめします。
またチュール30Dになってから、針が明らかにカチカチとチュールに当たっている音がしました。
ミシン針は11番を使いましたが、チュール30Dまでがギリギリかもしれません。
3)30Dハードチュールは摩擦が少ないのでポンポンが簡単に移動してしまいます

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